本サイトでは、記事にアフィリエイト広告(Amazonアソシエイト含む)を使用しています。

皆さん、こんにちは。福祉施設の研修講師「いし~ちゃん」です。
このブログでは、介護や福祉に従事する方がステップアップするための資格や検定試験などを紹介しています。
- 介護職員としてスキルアップしたい
- 新しい知識や技術を身につけたい
- 自己研鑽に励みたい
資格や検定試験にチャレンジしようとする気持ちは、大変すばらしいと思います。
勉強を継続することは、自身の成長につながっていきます。
この記事では『メンタルヘルスマネジメント検定』の勉強方法とおすすめの参考書を紹介しています。受験してみたいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
【おすすめ】メンタルヘルス・マネジメント検定をスマホで効率的に!スタディングで合格を目指す
メンタルヘルスマネジメント検定とは?

メンタルヘルスマネジメント検定は、現代社会でますます注目を集めている資格です。
職場や生活の中で起きる問題の多くは、人間関係に関することと言われています。多様性が容認されつつある昨今では、様々な考え方や価値観を持っている人と接する機会も多くなってきました。
そのような世の中になるのは素晴らしいことだと思います。
一方で、人間関係をはじめとして仕事や家庭の中で、大きなストレスを感じやすい時代になってきているとも言えます。
『メンタルヘルスマネジメント検定』に合格することは、個人や組織のメンタルヘルスの向上に寄与できる上に、自身のキャリアにもプラスになります。
メンタルヘルスマネジメント検定の受験資格
メンタルヘルスマネジメント検定Ⅱ及びⅢ種の受験資格は、特に定められていませんので、学歴・年齢・性別・国籍に制限なく、誰でも受験することが可能です。
また、メンタルヘルスマネジメント検定Ⅱ種は午前、メンタルヘルスマネジメント検定Ⅲ種は午後に予定されています。
そのため、1日でダブル受験することが可能です。
メンタルヘルスマネジメント検定試験の合格基準と難易度(合格率)
下記の表は、メンタルヘルスマネジメント検定試験の合格率を表したものです。
試験回 | 実施日 | 受験希望者 | 実受験者 | 合格者 | 合格率 |
---|---|---|---|---|---|
第32回 | 2022年3月 | 5,402 | 4,819 | 3,121 | 64.4 |
第33回 | 2022年11月 | 6,002 | 5,458 | 3,787 | 69.4 |
第34回 | 2023年3月 | 5,600 | 5,035 | 3,995 | 79.3 |
試験回 | 実施日 | 受験希望者 | 実受験者 | 合格者 | 合格率 |
---|---|---|---|---|---|
第32回 | 2022年3月 | 12,663 | 11,128 | 7,763 | 69.8 |
第33回 | 2022年11月 | 12,175 | 10,988 | 6,401 | 58.2 |
第34回 | 2023年3月 | 13,340 | 11,918 | 6,444 | 54.1 |
メンタルヘルスマネジメント検定試験の合格基準は、Ⅱ種とⅢ種ともに100点満点中70点以上の得点となっています。問題数は、全50問ですので35問正答できれば合格となります。
合格率を見てみると、Ⅱ種は50~60%、Ⅲ種60~70%くらいで推移しています。
合格率から考えると、きちんとした勉強を行えば確実に合格できる可能性が高い、比較的難易度の低い優しい試験であると言えます。
メンタルヘルスマネジメント検定の効果的な勉強方法
メンタルヘルスマネジメント検定は、公式テキストが販売されていますが、参考書と問題集を活用しながら勉強を進めていくのが一般的です。
勉強時間の目安は、メンタルヘルスマネジメント検定Ⅱ検定試験で、約30時間と言われています。
勉強する期間については、自身の可能なペースで始めることをおすすめします。
この記事では、「3か月」「1か月」「2週間」で合格するための勉強方法を解説していきます。
3か月でメンタルヘルスマネジメント検定に合格する勉強法
時間に余裕があったり、コツコツ勉強を続けられる方は、3か月前から継続して勉強することをおススメします。
- メリット
- ・試験までの期間があるため、1日あたりの勉強の負担が小さくなる
・勉強量の調整ができる
早く勉強を始める最大のメリットは、1日あたりの勉強の負担が小さくなることです。長時間の勉強が苦手だったり、まとまった時間を確保するのが難しい場合に有効です。
- デメリット
- ・モチベーション維持が難しい
・復習をおろそかにすると、先に勉強したことを忘れてしまう
期間が長い分、試験へのモチベーションを維持することが難しくなります。自分をコントロールする力が必要です。また、毎日復習をしないと、先に勉強したことを忘れていってしまうため、復習管理もきちんと行う必要があります。
3か月で合格するための5ステップ
ステップ1「各章ごとに参考書テキストにさらっと目を通す」
ステップ2「目を通した各章の過去問に取り組む」
ステップ3「過去問の解説を読む」
ステップ4「間違えた部分を参考書テキストで読み返す」
ステップ5「前日に取り組んだ場所の過去問を解き、次の章に進む」
この5つのステップをくり返し行えば、十分合格点に到達できます。目安としては、過去問の正答率90%までいけば、ほぼ問題ないレベルになっているでしょう。
過去問を5回こなせれば完璧です。
ポイントは、やはり復習です。継続は力なり。とにかく少しでもいいので、毎日続けましょう。
1か月でメンタルヘルスマネジメント検定に合格する勉強法
仕事終わりや就寝前などにある程度まとまった時間が確保できる方におすすめです。
勉強時間の目安が30時間のため、1か月間だと1日1時間の勉強でOKです。一番スタンダードな期間です。
- メリット
- ・モチベーションを維持しやすい
・集中して取り組みやすい
1か月であれば、比較的取り組みやすく、モチベーションも維持しやすいと思います。ある程度まとめて勉強するため、記憶の定着もしやすく、勉強の漏れも少なくできます。
- デメリット
- ・勉強に取り組めないと修正が難しい
1か月という期間であるため、仕事が忙しい時期や大きなイベントを控えている時期にぶつかると、勉強時間を確保することが難しくなります。
一定期間勉強できないと、勉強プランを修正することが難しくなります。
1か月で合格を狙うのであれば、自分のスケジュールを確認してから取り組むことが必要です。
1か月で合格するための4ステップ
ステップ1「過去問を解く」
ステップ2「過去問の解説を読む」
ステップ3「間違えた部分を参考書テキストで読み返す」
ステップ4「前日の復習をして、次に進む」
最初の1週間で、勉強のリズムを作ることができれば、合格のチャンスが広がります。
逆に修正が難しいため、自分のスケジュール管理をきちんと行い、勉強時間を確保できるようにしておきましょう。
2週間でメンタルヘルスマネジメント検定に合格する勉強法
短期集中型の方や受けようと思ったら2週間後に試験だった💦という方は、この2週間勉強法を活用しましょう。
- メリット
- ・勉強期間が短いため、集中して取り組むことができる
・モチベーションを維持しやすい
勢いで勉強すればあっという間に試験日になります。悩んでる暇もなく、とにかく突き進むのみです。
- デメリット
- ・サボったら終わり
当たり前ですが、サボったら間に合いません。
2週間で合格するための3ステップ
ステップ1「問題数の多い章から、参考書テキストに載っている問題を解く」
ステップ2「参考書テキストを読む」
ステップ3「過去問を解いて実力診断」
この3ステップをひたすら繰り返すのみです。その日の時間や調子によって進めるだけ進めましょう。とにかく参考書をまわすことに集中してください。
確認として各章ごとの過去問は解いておきましょう。
メンタルヘルスマネジメント検定のおすすめ参考書一覧
参考書テキストとして使いやすいのが『スッキリわかる メンタルヘルス・マネジメント(R)検定試験 2種ラインケアコース テキスト&問題集 第2版』です。
公式テキストの要点がわかりやすくまとめられており、各単元ごとに過去問も付いています。試験合格に必要な内容に絞ってあるため、効率よく勉強をすすめることができます。
過去問題集としては『メンタルヘルス・マネジメント検定試験2種ラインケアコース過去問題集』がおすすめです。
掲載問題数が多く、普段の勉強から実力診断にも使用できます。
お金と時間に余裕があれば、公式テキストも購入しておきましょう。
すべての問題はこのテキストから出題されます。持っていて損はないため、余裕があれば購入することをおすすめします。
まとめ
メンタルヘルスマネジメント検定は、複雑化する社会の中で、ストレスを感じやすくなっている現代に必要な知識を身につけることができる資格です。
自分自身の心の安定はもちろん、組織の中や家族関係においても使える知識が詰まっています。
自分に合った勉強法を実践し、ぜひ合格を掴み取ってください。